就職活動対策

面接対策は「岩波ブックレット」を使わなきゃもったいない!

「新書」は知っているのに、「ブックレット」の存在を知らないなんてもったいない!

ブックレットは新書に負けず劣らず時代のど真ん中の話題に、専門家が端的に意見を主張している本のこと。

しかも1冊70ページ前後の薄い本ですから、新書の1章くらいの分量です。
知りたい気持ちの冷めないうちに読み切れてしまいます。
さっそく買いに走って欲しいくらいのスグれものです!

そもそも「ブックレット」とは何だろう?

「ブックレット」という言葉になじみがない人も多いかもしれません。
似たような言葉にリーフレットやパンフレットがあります。
こちらならきっと知っていますよね。

ブックレット、パンフレット、リーフレットの違いとは?図書館案内のリーフレットの作成をしていて、ふと思ったのが「リーフレットって、パンフレットと何が違うんだったかな?そういえばブックレットも...

ブックレットの一番の特徴はその薄さ。「小冊子」と表わされるように、書籍のなかでもページ数が少ないものを指しています。

日本でブックレットと言えば「岩波ブックレット」

日本でも各社で出版されているブックレットですが、毎月定期的に出版されているものに「岩波ブックレット」があります。

様々な領域の第一人者が、問題の本質をコンパクトにわかりやすくまとめた内容から成り立つ岩波ブックレットは、1982年4月に創刊されました。

現代人が当面する課題は数多く存在します。正確な情報とその分析、明確な主張を端的に伝え、解決のための見通しを読者と共に持ち、歴史の正しい方向づけをはかることを、このシリーズは基本の目的とします。
(引用:「岩波ブックレット」刊行のことばより)

憲法、平和、人権、環境などの暮らしに直接関与するテーマが多いのですが、音楽や文学といった教養をテーマにしたものもあります。

ネットよりもブックレットのすすめ

インターネットがこんなに巷(ちまた)に溢れている時代に、なぜ書籍のブックレットを勧めるのでしょうか?

それはネットと書籍の情報の信憑性(しんぴょうせい)の違いが理由です。

今や誰もがインターネットを通じて、情報や意見を発信できる環境になりました。加えて言論の自由、表現の自由も勿論あります。

しかし中には真実とはかけ離れた、作られた情報が流布されていることもあります。近年しばしば話題にのぼるインターネット上のフェイク(偽物)ニュースなどがそれにあたります。悪意を持って流す場合もありますし、意図せずに真実と勘違いして発信してしまうこともあります。発信元の匿名性が高いところが、さらに厄介です。

ところが書籍の場合は、印刷物であるということが功を奏して、誤情報の伝達を防いでいるのです。書籍には必ず出版社と著者名が入り、どこの誰が書いたのか責任の所在がはっきりしています。紙媒体のために、発刊後に誰かに書き換えられることもありません。

そうすると書籍に無責任な事は書けなくなります。どんな立場で意見を述べても構いませんが元となる情報は正しい必要があるので、同時に読者も書籍でファクト(事実)に近づくことが出来るのです。

「放送」と「通信」の違いについて正しく理解を助けてくれる本があります。ネット世代なら一度は立ち止まって考えるべき問題です。おすすめです。

「ブックレット」と「新書」を使い分ける

冒頭にも書きましたが、岩波書店の出版物に「新書」も存在します。どちらも同じ性質をもつのですが、その決定的な違いは薄さ(ページ数)の差にあります。

新書がいわゆるページ無制限(中には500ページ越えも!)であるのに対して、新書は70ページ前後の本が多いのが特徴です。

ページ数が限られるため、語られる内容もブックレットでは絞られたテーマであることが多く、話題の核心を突いた主意となっています。

例えば、「労働」にテーマを置くと、新書であれば『「働くこと」を問いなおす』という本になるのに対して、ブックレットでは『過労死110番』や『介護職がいなくなる』や『外国人労働者受け入れを問う』と細分化して語られるということです。

ですから使い分けとしては、じっくり取り組みたいテーマには新書をじっくりと読み、今の情勢を多方面で知りたい時にはブックレットを数冊読むのがお勧めです。同じ時間数のなかでも、得られる情報の質が違うことを覚えておくと役に立ちますよ。

特に就職活動やAO入試などの面接準備にブックレットの新刊を数冊読むと、どんなことが社会で話題になっているか、また問題の核心についての課題を知る手助けになります。

私などは日々の新聞で話題を追うよりも情報が整理されて知ることができるので、こんな便利なツールは無いと常々思っているブックレット。
もっともっと賢く活用していきましょう!

ブックレットとは、本よりページ数の少ない小冊子のこと

ブックレット…短時間で多くの情報を知りたい時に使う

新書…じっくりとテーマに取り組みたい時に使う

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