受験対策

2021大学入試はスキマを埋めた浪人生に有利!?新共通テストの出題方法を再確認しよう

文部科学省の大学入試のあり方に関する検討会議も、5月14日に第7回を迎えています。

今年こんな状態になるとは、誰も予想していなかった新型コロナによる休校措置。

高校の進まない授業、フォローが難しい塾通い…

そんな現役生に比べ、圧倒的に浪人生が有利とささやかれているのはなぜでしょうか?

その理由をひも解けば、浪人生はますます強みを活かすことが出来、現役生は弱点を補うことが出来るかもしれません。

今年の現役生に余裕はない

この2か月で、現役生の学力差が開いてきたと聞きます。

自分で学びを進める力ー「自学力」のある生徒が伸びるのはもちろんですが、家庭ごとの「教育力」も関係してくるようです。

高校は小中学校よりも高度な学習内容になるので、課題をこなすだけでは力が付きにくい。

特に3年生の理科と地歴・公民は、受験で必要な未履修の内容を学ぶ重要な時期なのに、授業ができないのは致命的とも言えます。

夏休みも学校の授業があるのはほぼ確定の今、自分の弱点の穴埋めをする時間はほぼありません。

では塾に通っていれば大丈夫かというと、それも万全ではない。

塾の授業であっても、塾のカリキュラムは学校の授業履修を前提に組まれていることが多く、未履修者と履修者の理解度は段違いです。

そして前述の家庭における「教育力」ですが、やはり保護者の教育への関心度も無視できません。

子供一人一人に合う教育サポートは違います。

オンライン授業が合うのか、
それも集団がいいのか、
マンツーマンがいいのか。

通信教育のように自分のペースで進められる方法がいいのか、
集団で周りに合わせた方がペースがつかみやすい方法なのか。

映像授業に特化したオンライン塾はやはり高額になり、家庭教師や個人授業も保護者の収入が関係します。

新型コロナの影響で収入に影響が出る家庭もでてくるでしょうし、少なくともこの先1年の景気は回復が見込めないでしょう。

そのような状況の中で、子供の教育にどこまでお金を投入できるかは、まさに保護者の教育への関心度に他なりません。

いずれにしろ受験までの十分な学校教育がない今、現役生の伸びしろに余裕が無いことは確かなのです。

授業が本格的に始まるまでのスキマを有利に使える浪人生は、一歩も二歩も有利と言うことが出来るでしょう。

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2021年大学入試概要の発表は

例年6月に発表されている”大学入試の概要”ですが、今年は特に注目されている2点があります。

  1. 新形式「共通テスト」はどのようになるのか?
  2. 入試の時期はいつになるのか?
    (9月新学期の可能性)

 

発表までは多少時間がありますので、今のうちに現在確定している点を確認して受験勉強に役立てましょう。

当初発表から変更になった解答方法・試験時間

国語教科

令和元年6月7日発表ではマーク式と記述式の併用とされてきましたが、記述式が無くなりマーク式のみになりました。

また、試験時間・配点も、200点・80分になりました(当初は100分の予定でした)。

数学教科

令和元年6月7日発表ではマーク式と記述式の併用とされてきましたが、記述式が無くなりマーク式のみになりました。

令和3年度大学入学共通テスト出題教科・科目・出題方法(令和2年1月29日一部変更後)

教科:国語

出題科目

『国語』

出題方法

「国語総合」の内容を出題範囲とし、近代以降の文章、古典(古文、漢文)を出題する。

解答方法等

マーク式

試験時間(配点)

80分(200点)

教科:地理歴史・公民

出題科目

  • 地理歴史
    「世界史A」「世界史B」「日本史A」「日本史B」「地理A」「地理B」
  • 公民
    「現代社会」「倫理」「政治・経済」『倫理、政治・経済』

出題方法

『倫理、政治・経済』は、「倫理」と「政治・経済」を総合した出題範囲とする。

科目選択の方法等

上記出題科目の科目のうちから最大2科目を選択し、解答する。

ただし、同一名称を含む科目の組み合わせで2科目を選択することはできない。

なお、受験する科目数は出願時に申し出ること。

解答方法等

マーク式

試験時間(配点)

  • 1科目選択
    60分(100点)
  • 2科目選択
    130分(うち解答時間120分)(200点)

教科:数学 グループ①

出題科目

「数学Ⅰ」『数学Ⅰ・数学A』

出題方法

「数学Ⅰ」『数学Ⅰ・数学A』は、「数学Ⅰ」と「数学A」を総合した出題範囲とする。

ただし、次に配す「数学A」の3項目の内容のうち、2項目以上を学習した者に対応した出題とし、問題を選択解答させる。
[場合の数と確率、整数の性質、図形の性質 ]

科目選択の方法等

出題科目の2科目のうちから1科目を選択し、解答する。

解答方法等

マーク式

試験時間(配点)

70分(100点)

教科:数学 グループ②

出題科目

「数学Ⅱ」『数学Ⅱ・数学B』『簿記・会計』『情報関係基礎』

出題方法

  • 数学Ⅱ・数学B』は「数学Ⅱ」と「数学B」を総合した出題範囲とする。
    ただし、次に配す「数学B」の3項目の内容のうち、2項目以上を学習した者に対応した出題とし、問題を選択解答させる。
    [数列、ベクトル、確率分布と統計的な推測 ]
  • 『簿記・会計』は「簿記」及び「財務会計Ⅰ」を総合した出題範囲とし、「財務会計Ⅰ」については株式会社の会計の基礎的事項を含め、財務会計の基礎を出題範囲とする。
    『情報関係基礎』は、専門教育を主とする農業、工業、商業、水産、家庭、看護、情報及び福祉の8教科に設定されている情報に関する基礎的科目を出題範囲とする。

科目選択の方法等

上記出題科目の4科目のうちから1科目を選択し、解答する。

ただし、科目選択に当たり、『簿記・会計』及び『情報関係基礎』の問題冊子の配布を希望する場合は、出願時に申し出ること。

解答方法等

マーク式

試験時間(配点)

60分(100点)

教科:理科 グループ①

出題科目

「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」

科目選択の方法等

グループ②を含む出題科目の8科目のうちから下記のいずれかの選択方法により科目を選択し、解答する。

A 理科①から2科目

B 理科②から1科目

C 理科①から2科目及び理科②から1科目

D 理科②から2科目

なお、受験する科目の選択方法は出願時に申し出ること。

解答方法等

マーク式

試験時間(配点)

【理科①】2科目選択60分(100点)

【理科②】1科目選択60分(100点)/2科目選択130分(うち解答時間120分)(200点)

理科 グループ②

出題科目

「物理」「化学」「生物」「地学」

科目選択の方法等

グループ①を含む出題科目の8科目のうちから下記のいずれかの選択方法により科目を選択し、解答する。

A 理科①から2科目

B 理科②から1科目

C 理科①から2科目及び理科②から1科目

D 理科②から2科目

なお、受験する科目の選択方法は出願時に申し出ること。

解答方法等

マーク式

試験時間(配点)

【理科①】2科目選択60分(100点)

【理科②】1科目選択60分(100点)/2科目選択130分(うち解答時間120分)(200点)

教科:外国語

出題科目

『英語』『ドイツ語』『フランス語』『中国語』『韓国語』

出題方法

『英語』は「コミュニケーション英語Ⅰ」に加えて「コミュニケーション英語Ⅱ」及び「英語表現Ⅰ」を出題範囲とし、「リーディング」と「リスニング」を出題する」

なお、「リスニング」の問題音声が流れる回数は、1回読みの物と1回読みの物で構成する。

科目選択の方法等

上記出題科目の5科目のうちから1科目を選択し、解答する。

ただし、科目選択に当たり、『ドイツ語』、『フランス語』、『中国語』及び『韓国語』の問題冊子の配布を希望する場合は、出願時に申し出ること。

解答方法等

マーク式

試験時間(配点)

『英語』【リーディング】80分(100点) 【リスニング】60分(うち解答時間30分)(100点)

『ドイツ語』『フランス語』『中国語』『韓国語』【筆記】80分(200点)

 

引用:文科省「令和3年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト出題教科・科目の出題方法等」より

まとめ

昨年は6月初旬に出た文部科学省による大学入試の概要ですが、今年は少し遅れるのではと言われています。

9月新学期などの話も検討中であり、総合型選抜・学校推薦型選抜については出願方法などの変更もあるかもしれず、今年度の受験はイレギュラーの連続が予想されます。

また新しい情報が入り次第更新したいと思います。