学校図書館のしごと

発案は学校司書!休校中の学校図書館「宅配貸出サービス」

断続的に続いている休校措置で、閉館になっている学校図書館がほとんどの今。

そんな中でも学校司書の私は、定期購読の図書や雑誌の事務処理のため司書室に通っています。

こんなにたくさんの本があるのに、貸し出す術がないなんて…

そんな時に、ある学校の素晴らしい取り組みを聞きました!

発案は学校司書だった!

東京都立産業技術高等専門学校の専門的な教育のためには、地元の図書館などでは手に入りにくい専門的な教育のための書物も必要となります。

休校中でも立ち止まることなく学びに対応し、遠隔での授業や卒業研究の取組を進めるなど、学生たちは臨時休業期間中も自宅学習を続けています。

そんな学生たちのために、少しでも役に立ちたいという司書の方からの発案で、学校ではゼミナールや卒業研究の調査研究に必要となる専門書などを自宅に送付するサービスを始めました。

利用した学生たちからはとても好評とのことで、この仕組みに感謝の言葉が寄せられているそうです。

「宅配貸出サービス」とは

 

~宅配貸し出しサービスの検索から配送までの流れ~

  1. 学生が学校のホームページから借りたい本を検索
  2. 学生がその本のタイトルや資料ID、住所・氏名等、必要事項を学校配布のメールアドレスから学校の図書館宛に送信
  3. 学校がメールを受信すると、司書が本を確保し、学生の申し込みに返信メールをするとともに、レターパックまたは、ゆうパックで梱包し発送
  4. 学生の自宅へ到着
  5. 返却は学校再開時の予定

学びを止めない工夫

一斉休校の要請から大混乱となっている教育現場。

その対応は自治体ごとに違いますが、心配なのが休校の間に家から出られない生徒たちの学習活動です。

コロナウイルスを学力低下の言い訳にしないためにも、私たち現場の者が動くことが大事だと思った事例でした。

すべての学校図書館が同じことを出来るとは限りませんが、みなそれぞれの立場で出来ることを頑張りたいですね!