ここでは「図書館内の毎日の清掃」について、学校図書館の新型コロナ対策としてできることを、SLAの活動ガイドラインに沿って具体的に示します。
清掃の際の留意点
基本的には、従来の「新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく感染拡⼤防⽌策」を徹底して行うことが重要です。
・出⼊⼝や施設内の消毒薬設置
・管理者(司書・司書教諭)の館内、利⽤前後の⼿指の消毒や⼿洗い、うがいの徹底
・清掃時のマスク・手袋の着⽤
・館内の換気(対⾓の窓を開ける。出⼊り⼝は開けたままにする)
・館内の消毒
特に注意して清掃・消毒したい箇所
接触頻度の⾼い部位は、特に注意して除菌・消毒する。
念入りに消毒する箇所
・出⼊り⼝のドアノブ
・書架
・貸借カウンター
・テーブル
・椅⼦
・電気のスイッチ
・PC のキーボードやマウス
・タブレット端末
・⽔道の蛇⼝
返却図書のフィルムコーティングした部分や雑誌のビニールカバー部分、CD ケースなどは、消毒と隔離を忘れずに行う。
こまめにカウンターやテーブル、バーコードリーダーや PC などを消毒する。
展⽰物などについて
基本的には、不要な展示物は撤去し、清潔な図書館を目指したい。
・展⽰してあるぬいぐるみや観葉植物などは、洗濯できるものは洗濯し、できないものは除菌スプレーなどを散布する。
・閲覧室に備え付けの⽂房具類を点検し消毒する。
・カーペットや畳などのスペースを消毒する。
・カーテンの洗濯や除菌スプレー散布で除菌する。
・⽣徒作品などは、アクリルケースに⼊れたり、クリアファイルなどに⼊れたり、消毒できるように⼯夫する。
・触ることで理解を深めていくようなものに関しては、利⽤後⼿洗いをするような表⽰をしたり、その都度声をかける。