私が「やまぐちせいこさん」を知ったのは、かれこれ3年ほど前からでしょうか。
その時から「やまさん」こと、やまぐちさんのシンプルな暮らしに影響を受けています。
今回この新型コロナ蔓延の時期にあさイチで『みんなの片づけ』を取り上げられたのも嬉しく、私なりに実践している【少ないものですっきり暮らす】術をご紹介して、魅力をお伝えしたいと思います!
『少ない物ですっきり暮らす』の最大の魅力
もともと私がやまぐちさんを知ったのは、他の本からでした。
こちらの著者佐々木 典士さんはいわゆる「ミニマリスト」なのですが、だいぶ早い段階で話題にあがっていた方でした。
部屋に家具も何もない、修行僧のような部屋なんだけど妙にオシャレというところで衝撃を受けまして、そこから私の中に「シンプルな暮らし」というフォルダが出来た気がします。
この佐々木さんが編集者としての仕事を通じて紹介されていたのが書籍であり、HP「少ない物ですっきり暮らす」でした。
その生活は「シンプル」というより「整えられた暮らし」に思えます。
「やまさん」の書籍やサイトを読むうちに、自分にとって必要なのは”どう暮らしたいか”の軸が定まっていないことなんじゃないか?と思えてきました。
実際のウェブサイトは、シンプルライフのたくさんの提案が詰まっています。
もうそれこそ、すぐに実践したくなるような!
その提案を読むうちに、私は自分にフィットする記事の傾向が見えてきました。
たくさんの記事があることによって、自分に必要なものが見えてくる…これが、『少ない物ですっきり暮らす』最大の魅力なんじゃないかと思います。
ちなみに、そのほかのお片付けおすすめ本はコチラです↓
→コミックエッセイが読みやすい
わたしのウチには、なんにもない。
→禅僧のような潔さに魅かれます
ぼくたちに、もうモノは必要ない。
→ご存知「断捨離」と言えばこれ
人生を変える断捨離
→世界のこんまり、納得の内容
イラストでときめく片づけの魔法
『少ない物ですっきりくらす』実践的していること5つ
1.洋服の制服化
なんだかんだ言って、一番お世話になったのが「洋服の制服化」ではないかと思います。
色々な方が実践されていますけど、やまぐちさんのサイトがしっくり心に響きました。
私はもともと洋服好きなために、けっこうな物欲との闘いを経てきています笑
だからこそ、制服化には厳しい審美眼をもって選べるんじゃないかと、まあいいように考えて楽しみながら出来たのも、このサイトのお陰です。
メインチャンネル更新しました。
【ミニマリスト】少ない服でコーデ。暮らしの服からビジネス&フォーマルを着回す。https://t.co/YaVbK6lRMy pic.twitter.com/UtTh3zCKQV
— やまぐちせいこ (@yamasan0055) March 20, 2020
自分では「仕事の服」「自宅の服」と分けて制服化しています。
「仕事の服」は、まず学校勤務ということを考えて生徒達より目立たない基準で色選びをしています。
中にはチノパン、エプロン、トレーナーといった機能性を求められる職場もあると思うのですが、私は自由に選べるので、着慣れたきれい目オフィスカジュアルにしています。
でも司書の仕事は力仕事やホコリとの闘いでもあるので汚れを気にし過ぎず、またしゃがんだり脚立に上ったりしやすいガウチョやワイドパンツにしたりと工夫しています。
「自宅の服」はひたすらリラックスできる服!が基準です。
ちょっと質のいいコットンやリネン、ウールにカシミヤで、休日のお出かけ対応までを範囲にして選びます。自宅となっていますが部屋着ではなく、言い方を変えたら「週末の服」になるでしょうか?
ミニマム基準なので、それぞれ上5着下3着の2パターンで16着をシーズンごとに見直しています。
この選び方は「フランス人は10着しか服を持たない」から受けた影響も大きいと思います。
2.暮らしのルーティン化
今でこそ「モーニングルーティン」のvlogが大流行ですが、最初は「習慣化する」ことの大切さに気が付けなかったように思います。
暮らしに必要なことを選んで、無駄を削ぎ落とす(この後に出てくる「タスク管理」ですね)ことをしていると、毎朝やること・やる順番が同じになっていることに気が付いたのも、『少ない物ですっきり暮らす』のサイトを見ていた時。
もともとズボラで苦手なことを後回しにしがちなくせに、完全主義の母から「家事は朝9時までに終わすべき」という呪いをかけられている私。
せっかく早起きしても家事で消耗している自分に家事をルーティン化したら、だいぶ楽になりました。
3.タスク管理
私はズボラなくせに、やらないと気持ちがソワソワして落ち着かないタイプです。常に忘れることが出来ないんですね。
こんな私が、子供の役員の代表になったりなんかしたら大変なんです。
いつも何かに追いかけられているような気がして、1年ずっとストレスの塊になっていました。
だから、タスク管理は本当に模索しました。管理方法から、タスクそのものを減らす方法まで、自分に合ったやり方をです。
そのときに背中を押してくれたのは、具体的な方法よりもヒントになる言葉だったように思います。
なかでも「休むのも技術」という言葉は、私のタスク管理の要になっているような気がします。
4.モノ選びの基準
いくつかのミニマリストの方々のブログを見ると、幾通りにも使えるものを使うのかというと、意外にそうじゃないんですね。
むしろ機能はシンプル過ぎるくらいにシンプル。
持ってないモノは、持ってないなりにどうにかしちゃう。
でもこだわりたいものは、とことんこだわった品もアリっていう、このアンバランスさ!
結局は自分軸ということに気が付いてから、モノ選びが上手になった気がします。
5.感情断捨離
タスク管理に関係するかもですが、簡単にいうと「どうしようもないことにクヨクヨしない!」と肩をたたかれた感じでした。
サブチャンネル更新しました。
「100日後に死ぬワニから学ぶ人間関係と片付けの極意」https://t.co/Dws1XLEvXI pic.twitter.com/u7vfxWhB4U
— やまぐちせいこ (@yamasan0055) March 29, 2020
見入ってしまうブログとYOU TUBE
ウェブサイト『少ない物ですっきり暮らす』は、挿入されている画像がとても美しい!
引き算の美学だなあと思います。
現在はご家族の都合で引っ越しをされているのですが、以前のお住まいは里山の中で暮らしているかのようにみえる日本家屋。
日当たりの良い縁側、程よく広い庭、もう家族の原風景のようで、とても穏やかに見入ってしまいます。
ちょっと一息つきたいとき、
なにか始めたいと思ったとき、
疲れたなあと思ったときに、
自分は訪れるように思います。
それからYouTubeでvlogもされているのですが、これもまたいいんです!
暮らしの音が聴こえてきて、なんだか陽の明るさ、灯りの温もりまでが感じられて、癒されるってこういうことかな、と思います。
書籍が一番役立つ
ウェブサイトもツイッターもYouTubeも見させて頂いてますが、書籍が一番こころに響く気がします。
読みつ戻りつ、ページを開いてはふと自分と重ね合わせて暫し気持ちが漂っていたり。
そんなことが出来るのは、書籍だけだと思います。
自分のペースで、写真だけを眺める日も、丹念に写真の下のクレジットを探す日も。
書籍を手にした瞬間の満足感も含めて、書籍が一番!と言いたい。
おすすめです。
これも良かったです!
具体的で、親子の感情論になりがちな理由もよくわかりました。