大学受験対策

2021浪人生が増加中!?再受験を決意した大学1年が増えている?

迷いが消えない大学生活

大学の通常授業はまだ先と発表され、Aさんの毎日は受験時となにも変わりません。

入学式もなんだかウヤムヤ、正直滑り止めの大学に入学したAさんは、気持ちを切り替える機会を失ってしまったような気がしています。

地方私大とは言え、近隣県から学生が集まるマンモス大学。

忙しくなる大学の授業やサークル活動、新たな友人との出会いの中で、この大学で充実した4年にしよう!と自分を納得させるはずでした。

ところがぽっかり空いたスキマ。大学生はヒマだって聞くけど、こういうことではないはず。

大学生協から教科書もなかなか届かない。
オンライン授業は準備中の文字ばかり。
入りたかった部は休校措置で活動停止。

このままでいいのだろうか…と不安になってしまうのは当然ではないでしょうか。

宅浪にピッタリな生活環境

せっかく見つけたアルバイト先の映画館は、研修が終わった翌日から外出自粛でしばらく閉館になりました。

外出自粛で友人に会うことも出来ず、学校とのつながりも無く、対面会話するのは家族だけ。

手が向くのは、習慣化されてしまった英単語帳。赤本。塾のテキスト。

つい「悔しい」という思いが胸を過ぎります。

自分の受験の敗因は見えていました。Aさんの場合、2次試験は手ごたえの自覚があるので、センター試験の苦手科目を中心に勉強すれば点数はとれる。

前期・後期ともに点数からどのレベルの大学を目指せばよいのかは、実際に合格した友人のデータから肌感覚でわかる。

(現実は2ランクほど落として前期合格した同級生が多かった。)

実際に経験すると大学選びも視野が広がり、今まで見えていなかった大学にも目が行きます。

そうすれば、あとは勉強すればよいだけ。

幸いにも一通り授業は済んでいる。テスト形式が変わり浪人は不利と言われてきましたが、実際は次もほとんど出題形式は変わらない

コロナにより外出規制で予備校にはどうせ通えません。昔の自宅浪人「宅浪」と同じ環境です。

点数の撮れなかった苦手箇所を勉強するのですから、浪人生にとっては「追試」を受けることと同じ。

きちんと勉強さえしていれば、追試の点数が初回を下回ることは、まずありません。

浪人生に有利なのは当たり前なのです。

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