読書感想文を苦手とする人は、
そもそも何をどう書いたらいいのかわからない!と思っているのではないでしょうか。
そうかと思えば、
文は書けるけど最後のまとめが出来ないという人もいますよね。
それって、
そもそも型を知らないからなんです。
あるんですよ、あるんです。
知らないってホント損してますよ!
感想文の基本型を知って、ラク〜な気持ちでサクサクと書いてみましょう!
読書感想文は3構成で完成する
読書感想文は基本的に3つの構成で出来ています。

ハイ、これだけ。
これを、400字×3枚(が最もポピュラー)に詰め込むだけで、完成です。
1200字って、会話というかスピーチにすると大体4分です。4分って長いか短いかでいうと、例えば4分間ずっと会話のyou tubeはどうですか?
多分かなり短い部類に入ります。見て聞いていて、あっという間ですよね。
だからまずは、1,200字はたいしたことない!と思って下さい。
①本について
最初に『本について』なんですが。
しばしば、内容の要約のみで終わる読書感想文が提出されますが…
これ正しくは、要約文、です。
求められているのは「感想文」なので、この場合は感想メインで行くのが筋ですね。
しかしながら、何の本について書いたのかに全く触れないのもいただけません。
自分の感想だけベラベラと書かれていても、読んでる人には何のことが書かれているか全く伝わりませんからね。
よく言われているのは、初めての人が読んでも意味がわかるような感想文がよい、ということ。
これ、なかなか理に適っているんです。
まずは自分はどんな本を読んだのか、軽く説明するなり、要約するなりしましょう。
ここで内容に触れないと、初見の人には話がさっぱり伝わりませんからね。
内容を抜粋する時に、印象に残った文章やセリフを、本文から一部引用するのもいいですよ。
グッと臨場感が増すこともありますのでおすすめです。
②あなた独自の感想
これはあなたの完全オリジナルの感想になります。
この本を読んで、一番あなたの心が揺れた!って部分について書きましょう。
主人公の言葉に
主人公の行動に
主人公の境遇に
登場人物の誰かに
なんか
グッときた
涙が出た
腹が立った
めっちゃ共感した!
その感覚を大事にするんです。
そして
なんでそう思った?
それでよかったの?
自分だったらどうする?
って深堀りしましょう。
ほら、意外に書けそうでしょ?
いや、書けません、って場合は本選びが間違っているのかも…
(課題図書の場合を除いて。)
③まとめ(共感)
まとめ=共感って書きましたが、つまりこの本を読んで得たもの、読後に得た感情や感想を書きます。
読む前と読んだ後であなたが変わったこと、でもいいですね。得たものがあれば、読後のあなたに変化があるはずですから。
そして出来れば、それはあなたにとって明るい未来に繋がるものであってほしい。
人は何かを得るために本を読むんですもの。
この本を読んで
あなたが得たこと
思いが変化したこと
そして
今後何かやってみようかな
変えてみようかな
と思ったことを素直に文章にしてみると、いいまとめになるはずです。
構成まとめ
読書感想文は3つの構成で出来ています。
1、本について
2、自分のオリジナル文
3、まとめ
ただし、要約文だけになってもいけないし、オリジナル文だけの一人よがりな文章になってもいけません。
「お題の本を読んでなくても意味がわかる感想文」を目指して書きましょう!
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