追加合格者は前期から?後期から?
追加合格者の発表と聞くと、自分は前期で受けているので関係ないのだろうか?後期はもう関係ないのだろうか?という不安がよぎるかもしれません。
それが、追加合格者は前期からとるのか、後期からとるのかという疑問になると思うのですが、考え方としては前期と後期の試験は別物であるところにヒントがあるようです。
選出方法が大々的に公にされていなので確実とは言えないのですが、前期不足分は前期受験者から、後期不足分は後期の受験者から別々に追加合格を出すので、例えば後期の追加合格分を前期から出すということはないようです。
時期的に考えれば、私大と国立を天秤にかけていた受験生は第一志望の私大に合格すると辞退を選択するので、どちらかというと前期の方が辞退者数は多くなります。
後期に辞退者が出る場合は、先ほどと同じ私大優先型で、私大の補欠合格が出た場合の辞退者か、第一志望にこだわりたい浪人決定者が辞退する場合です。
当然ですが、後期で国公立大に合格している場合は、追加合格の候補者になることは出来ません。
手続きに必要なセンター試験の受験票は既に提出してあり、入学の権利は失っていることになるからです。
前期・後期とも合格していない場合に候補者になり得ます。
過去の「入試結果」から傾向を知る
今年どれくらい辞退者が出たかが発表まで外部に漏れることはないのですが、毎年のそれぞれの大学の傾向を探ることは出来ますので、これからその方法を見ていきます。
大学HPの〝入試に関するページ”の類をみると、過去の合格者のデータを見ることが出来ます。
名称はそれぞれ違うのですが、過去の倍率などを見ることが出来るページを探してみて下さい。
各大学とも名称が違うので、過去の入試データ、過去の学部入試、実施状況、過去の合格者、などをサーチにかけて探すといいかもしれません。
そうすると、募集人数と前期合格者数・後期合格者数・追加合格者数などが公表されているページがあると思います。
そのページに追加合格者が前期から何人、後期から何人、と書いていませんか?
もし開示していたら、その大学の受験者の傾向がわかります。
とある大学は追加合格者は前期からしか出ていませんでしたが、前期後期ともに追加合格者を出している大学もありました。また同じ大学のなかでも学部によって前期後期のばらつきが異なる大学もあります。
全体的に募集人員よりも多めに合格者を出している大学は、追加合格を出さない対策をしていると考えられるので、追加の期待は薄いといえます。
ただ当然ですが、毎年受験生の傾向は変わりますので、去年まで追加合格が出なかったからと言って今年も出ないとは限りません。
後期試験の手続きが3月27日までですので、翌28日が追加合格の発表になります。
追加合格の有無の告知はHPが一番早く、28日もしくはその前から公表されることもあるようなので注目するようにしましょう!